
この記事を書いたのは...

- 広島大学 3年生
- 原 美香
今回は、「ショージ バイパス店」で働く片井 政雄(かたい まさお)店長、「ショージ 白市駅前店」で働く中川 裕司(なかがわ ゆうじ)店長をご紹介します!
「形のない接客」にこだわる片井店長

笑顔が素敵な片井店長(写真右)と井山マネージャー(写真左)。
ショージで働き始めて、約30年。当時の社長の人柄に惹かれ、入社を決めました。ショージで働く前も流通関係の仕事をしていましたが、流通業が私には合っていると思います。工場だと決められた仕事をする必要があります。
でも、流通業は自分で考えて動ける部分が多いんです。人との接触もたくさんあります。ものを売る楽しみを感じることもできます。「売ろう」っていう気持ちがあれば、多少疲れていても頑張れるんですよね。
店長として働く中で今1番嬉しいことといえば、接客についてお褒めの言葉をいただくときですね。接客には形がありません。店舗で良質の商品を売っているのは当たり前のことです。品ぞろえでいうと、大手に敵わない部分もあります。でも、接客は自分たちが「プロ意識」を持つことで向上させることができます。「ショージにしかない接客」ができるんです。
でも、いつもは「はりのある声」、「笑顔」で接客することができていても、忙しくなると100パーセント合格とは言えないときもあります。店舗の主役は従業員ですが、そういったときにフォローするのが店長の役割だと思います。従業員と同じように品出しをしたり、接客をしたりするなかで、本当に必要なときだけ表に出るようにしています。
また、ショージの強みといえば惣菜・青果(野菜や果物)・鮮魚・精肉などの生鮮食品ではないでしょうか。地場の商品をたくさん取り扱っていますからね。特に惣菜では手作りのお好み焼きやお寿司、プチブランのホテルブレッドが人気ですよ。自然食品が定着しきていているのも魅力の一つですね。
紆余曲折を経て中川店長が出会った「ショージ」

大好きなみかんの前で!中川店長。
ショージに出会うまで、本当にいろんなことがありました。青果のバイヤー、農協、警備会社、ガソリンスタンド、フリースクール等、色んな職場で働きました。
最初は島根県で就職しました。でも、結婚して子どもができたとき、祖母・母・妹の女性3人を東広島に残して島根に来たことを申し訳なく思ったんです。自分勝手だとも思いました。その後広島に帰ってきて就職しました。
色んな仕事をしましたが、一番やりがいを感じることができたのは野菜や果物を扱っているときでした。家族にも「青果の仕事をしていたときが一番輝いていた」と言われました。でも、なかなか自分が理想とするスーパーに出会えなかったんです。そうしているうちに、家族も失いました。
そんなとき、ふらっと「ショージ 白木店」に寄ったんです。そこは、「自分が思い描いていたスーパー」でした。地域に寄り添い地場の商品を販売していました。すぐにショージに電話しました。何か役に立てることがあるんじゃないかって思ったんです。
入社後、一年間青果を担当しました。そして、店長になりました。「青果兼任でいいから店長をやってみないか」と声をかけてくれたんです。店長になってから、店舗の改装もありました。新店舗になって広くなり、家族連れで来てくれるお客様も増えましたね。嬉しいことです。
私は、店長として100点満点にはなれないかもしれません。でも、お客様と従業員が笑顔で来れる店にしたいと思い日々頑張っています。ショージに就職して、新しい家庭を築くこともできました。ショージに感謝ですね。
取材後記
バイパス店でも、白市駅前店でも、従業員さんの接客がとても素敵でした。おすすめのパンを尋ねると、「この時期はこのパンが売れてるんよ」「○○やけん人気なんよ」と笑顔で説明してくれました。思わず買ってしまいました。片井店長・中川店長の目指されている店舗の姿を感じることができた気がしました。 (原 美香)
企業/団体情報
企業/団体名 | 西條商事株式会社 |
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代表者 | 蔵田 至 |
所在地 | 広島県東広島市西条土与丸2-6-49 |
公式サイトURL | http://www.saijo-shoji.co.jp/ |
求人サイトURL | http://www.saijo-shoji.co.jp/recruit/ |