景田 晴絵さん

広島エフエム放送株式会社

リスナーの生活にとけこむ音楽を届けたい

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取材してきました!

 広島エフエム放送株式会社でイベント企画および運営、広報を担当している景田 晴絵(かげた はるえ)さんを取材してきました。
 景田さんは音楽がとてもお好きな方で、どうしたらより多くの人に様々なアーティストを知ってもらえるのか日々模索されています。
 また、ラジオの“生”感を大切にして番組やイベント作りをされているようでした。自分が扱うものの長所をうまく捉えて、活かしておられる印象を受けました。

私が取材しました!

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安田女子大学

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武田 麻友子

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安田女子大学

3回生


三好 恭羽

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安田女子大学

3回生


沖 美魅

音楽を扱える会社に入れてうれしい

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会社に貯蔵されている膨大なCDの数々。

 広島エフエム放送株式会社でイベントや広告を担当されている景田 晴絵(かげた はるえ)さんに、まずは入社した“きっかけ”をお聞きしました。

 景田さんは広島っ子で「広島のことをもっと知ってもらいたい」と、就職先も広島県内のみで探していたそう。そして、音楽好きということもあり、第一志望だった広島エフエム放送株式会社に入社されました。

 景田さんの生活にはずっと音楽があったそうで、中学校、高校、大学と音楽系の部活やサークルで活動していました。

 そんな景田さんが広島エフエム放送株式会社に入社したのは、運命だったのかもしれません。
 「音楽を扱える仕事ができるのが嬉しいです」笑顔でそう語ってくれました。

 二年目の現在は、主にイベントの企画・運営、Webサイトやライブ・イベントの広報を担当されています。一年目にはラジオ番組“DAYS!”のADもされていたようです。

 「この会社には様々な音楽のスペシャリストの先輩がいて、いつもお世話になっています。短いラジオCMの中で、この音楽のどこを使えばリスナーに響くのかなど、アドバイスをたくさんいただいています。」

 一方、景田さん自身も“音楽のスペシャリスト”になるべく日々勉強中とのこと。
 「知らないというのは通用しないので、分からない音楽はとにかく調べます。会社に収蔵されているCDを聞いたり、ライブ会場に足を運んだり、いろんな記事を読んだりしています。

 リスナーにその“音楽”を伝えるには、まず自分自身が知っていないと伝えられない。景田さんのお話から、音だけで伝わるラジオだからこそ、これだけの熱量が必要なのだと思い知らされました。

社内の風通しの良さのおかげでやりたいことをやりやすい

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多くの生放送は、このスタジオからオンエアしています。

 「実は今の部署だと部長の次に部署歴が長いんです。」と話してくれた景田さん。そのため、色々な仕事を手探りで覚えているそう。
 「今はわからないことも多く、時間がかかったりしますが、他の人の助けを借りながら色々なことをさせてもらっています。」

 少人数の部署が多く、社内の“風通し”はいいのだとか。
 「しっかりと根拠を持ち、説得力のある説明ができれば自分たちのやりたいことができます。実際に新しいライブレポートサイトは立ち上げは、私たち若手社員のアイデアから生まれたものです。

 景田さんは先輩と一緒に、ラジオだけでは伝えきれない部分を伝えるために、先輩との会話の中で生まれた企画を実現させました。実現したライブレポートサイトでは、普段ラジオでなかなか流せないようなグループにも日の目を見て欲しいとの思いから、そのようなグループを積極的に告知しているようです。

 また、メルマガも今までは長文で流していたそうですが、読者が読みやすいように写真やカラーを多用して、より読みやすいものに変更したようです。

 しかし、一方で大変なこともあるそうです。

 「イベントなどではすべての部署が絡んでくるので、調整が大変です。」この調整は日程も含め、部署ごとの希望や目標が入り混じった部分だそうです。

 決められたラジオ内のルールの中で、やりたいことを形にするためにも、根拠のある説明が必須だそうです。

 このように新入社員、二年目とかなり早い段階から自ら仕事を作っておられる景田さんは、大学生の私たちから見て、“頼れる先輩”の印象を受けました。

「ラジオは“共感”のメディア。リスナーとアーティストの距離が近いのが良い」

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私たちが一を聞くと十まで広げてお話してくださいました。

 ラジオの良いところはなんですか?とお聞きしたところ、アーティストやパーソナリティーとリスナーの距離が近いところだということでした。

 「ラジオはTVなどに比べてとても距離が近いんです。たとえばリスナーのコメントやメッセージが、パーソナリティーを通じてそのままアーティストや出演者に伝わる。それをまたそのリスナーに返せる。でも、その一人だけではなく、他の人にも同じように伝わるんですよね。」

 また、ラジオのゲストで一般の方やラジオ慣れしていない方が来た時も、その人の個性を活かしつつ、自分自身をしっかりと出してもらえるように、緊張感をほぐすようにサポートしているということでした。

 ラジオが持っている“生”感や距離の近さを直に感じている景田さんは、「リスナーやイベントのお客さんに寄り添う」ことを大切に、仕事に取り組んでいらっしゃるようでした。

 すべては「リスナーの生活に溶け込む音楽を」という理念に沿って、音楽をより身近に多くの人に知ってもらうための行動なのではないかと感じました。

最後に、学生に向けてのメッセージをお伺いしました。

 「何でもいいのでやりたいことをやり続けて下さい。そして仕事を始めたら、楽しんでやるようにして下さい。どんな仕事でも自分が“楽しい”と言えるようなポイントを見つけられるといいですよ。」とのことでした。

 では、どうやってやりたい仕事を見つけられますか?と続けて聞くと、「好きなことから探してみてはどうでしょうか?たとえば、食べることが好きなら、食関係の仕事を調べてみるとか。私は実際にそうやって仕事に就いて楽しんでいます。」

 将来どんな仕事をしたいかわからないという学生は、好きなことから関連させてやりたい仕事を見つけるのも良い方法なのではないかと感じました。

取材後記

 何よりも音楽好きだということがとても伝わってきた景田さんとの取材は、時間を忘れるほど楽しいものでした。ついつい話し込んでしまい、予定の時間を過ぎてしまいましたが、「私も楽しいですよ」と優しくフォローしていただきました。
 また、学生時代の経験は、どんなことでも後々活きるのではないかとおっしゃっていました。景田さん自身も、大学時代に学んだ簿記やサークルで経験した音響の技術が、少なからず仕事で役に立っているということでした。
 私たちも、今学んでいることを「就職に活かさなければ」と思うのではなく、好きな仕事をしてそこで活かせばいいのだと、なんだか少し肩の荷が下りた気がしました。

企業/団体情報

企業/団体名 広島エフエム放送株式会社
代表者 久保 雅史
所在地 広島県広島市南区皆実町1-8-2
公式サイトURL http://hfm.jp

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