自分の思いから広がる世界

取材してきました!
大学の学科主催で行われた就職に関する催しで松永 彩(まつなが あや)さんのお話しをお聞きしたのが、ウィズリンク様を知ったきっかけでした。
ラーメンのフランチャイズをしている会社に興味を持ち、また、大学の学科の先輩という、ある意味近い存在の方にお話を聞いてみたいと考えました。その催しの際にもお話を聞く機会がありましたが、今回はその時よりも深いお話が聞けたと思います。
私が取材しました!

安田女子大学大学
3回生
笠井 理恵子

安田女子大学大学
3回生
住本 遥
やりたいことからの出会い

受付には、ウィズリンクの経営理念等が掲げられていました。
今回、株式会社ウィズリンクでマーケティング部に所属されている、松永 彩(まつなが あや)さんに取材させていただきました。
仕事のことや、学生時代のお話も聞かせていただき、その中でどのような経緯で会社を知り、入社を決めたのかをお伺いしてきました。
松永さんがウィズリンクを知ったきっかけは、大学の学科主催で行われた就職に関する催しでした。合同説明会に行くにあたって事前にウィズリンクのことを調べた際、「デザインの仕事」もしている「ラーメン店のフランチャイズ本部」ということが分かりました。
さらに会社のことを調べていくと、自分の好きな食べ物の会社で、自分のやりたい仕事ができるのは、「この会社だ」と思ったそうです。
そして、合同説明会の会場に行くと、どこよりも大きな声を出して呼び込みをされていたブースがあったそうです。そこがウィズリンクのブースでした。何件もの企業を見て回った中で、この会社からどこよりも「この会社へおいで」という熱意が伝わってきたそうです。
合同説明会で気になったこともあり、その後、会社の個別説明会にも行かれたそうです。個別説明会ではさらに詳しく会社のことを知ることができ、より一層「自分のやりたいことができる」と思ったそうです。
松永さんのやりたいこととは、「自分が作ったもので、周りを、みんなを笑顔にしたい」ということ。ウィズリンクのデザインの仕事では、大体のものはブランドコンセプトに沿って自由に作れると説明会で聞いて、自分の思いとマッチしたため、この会社に決めたそうです。
私自身はまだ企業の探し方についてよく分かっていません。就活サイトを見ていけばいいのかな?とぼんやりと思っていました。
しかし、今回このお話を聞いて、合同説明会もまた企業を知る大きなきっかけの一つであると分かりました。
ただ、そこできちんと自分に合った企業を見極めるために、下調べをすることと自分がどのような仕事をしたいかをはっきりさせておかないといけないのだとも思いました。
こだわらないこと、会話すること。

今回取材させていただいた松永 彩さん。様々なお話を聞かせていただきました。
松永さんが所属されているマーケティング部では、店舗のメニューや広告、ポスターなどのデザインに関わるお仕事をされています。
デザインのお仕事をされる中でどのようなこだわりをお持ちかお伺いしてみました。返ってきた答えは、販促物のデザインをする上では「こだわりがない」。
むしろ、「こだわりがないことがこだわり」ということでした。
「こだわりがない」ということもあるのか!と最初は驚きました。しかし、松永さんのお話を聞いていくと、こだわりがないということは、柔軟に物事を対応していくことだと分かりました。
たとえば、何か販促物を作る際に人から「こんな風にしたい」と言われたら、松永さん自身が「自分はこういう思いがあって…」と引っかかることはなく、そっちの方が良いのならば、その意見に合わせるようにしているそうです。
今、何が世の中で流行っているかを知り、固定観念に囚われず、その時の傾向や時流に合ったものを作っていこうとされています。
他にも、「色んな人と関わっていこう」というこだわりを持たれていました。それは、人と対話をすることで良いものを作っていこうという考えをお持ちだからです。
松永さんがそういった考えを持ったきっかけは、上司の方からのお話でした。
上司の方から「うちの部署は色んな人と関わっていく部署だから、できるだけ他の人と触れ合った方がいいよ」と言われ、「そうだな」と思ったそうです。
ご自分の体験からも「話をしないと分からないことがある」とおっしゃいました。会話をすることで生まれるものがあるからこそ、人と話していくことを大切にしているそうです。
「こだわりがない」とお聞きした時は驚きましたが、こだわりを持たないことは実はすごいことではないかと思いました。
こだわりがないということは、まっさらな状態だということ。無限の可能性があり、選択肢がたくさんあるということだと考えました。
しかし、多くの選択肢からより良い選択をしていくのは大変なことで、すごいことだと思います。その中でより良い選択をしていくためには、会話はとても重要なことだと知ることができました。
これからの目標、これからの人へメッセージ

受付の風景です。右側には社員さんの写真が飾られています。
松永さんは「色んな人と関わっていくこと」や「こだわりを持たない」といったこだわりをお持ちでしたが、近い未来に向けての目標は何かお持ちなのでしょうか?
松永さんは、子どもの頃から「仕事と家庭を両立できるバリバリのキャリアウーマンになること」が夢だったそうです。
そのための大きな目標として、「仕事と家庭の両立」を目指していらっしゃいます。また、今やっているデザインのお仕事に関する目標は、「時代の流れに合ったデザインをしていく」ということです。
デザインにおいては、時代の流れを汲むことが大事になってきます。今、流行っているものでも、時間が経てば流行りではなくなってしまいます。
それと同時に、人の頭は年を取れば取るほど固くなっていきます。固い頭でデザインを考えるのではなく、柔軟な頭でその時代の流れに合ったデザインができるよう常に意識しているそうです。
最後に、学生やこれから就活する人に向けてのメッセージをいただきました。
それは「学生時代を楽しんで、学生時代の思い出をたくさんつくってほしい」ということです。
社会人となった今、学生の頃と比べると自由な時間が限られるそうです。だからこそ、自由に時間とお金が使える学生時代に楽しむことが大切だということです。
また、就活生に向けては「弱気にならずに、自分のことを伝える」ことが肝心だそうです。
面接において、自分から自分のことを話さない限り、企業の方は話を聞いてくれません。面接は自分の思いを伝える場ですから、びくびくするのではなく自分の個性を発揮しなければならないのですね。
松永さんから、これからの学生生活や就活について自分自身にとってもたいへん参考になるメッセージをいただきました。
面接についても、まだまだ知らないことがあるのだと分かりました。デザインだけでなく、就職活動においてもその時代のやり方があると思うので、しっかりと準備をしていかなければいけないと思います。
まとめ

会社ロゴと松永さん。私も色んな人を真似していこうと思います。
松永さんのお話は、同じ女性、そして人生の先輩としてとても参考になりました。
松永さんから「盗むのではなく真似をしていくことを意識している」とのお話がありましたが、これは私もすぐに実践できることだと思いました。
アルバイトで仕事のできる人や就職活動の準備が上手い人など、周りの人のいいところを真似していって自分自身を成長させていきたいと思いました。
取材後記
松永さんは「いかに自分を、人を楽しませるか」という心がけをお持ちで、それが様々なところにつながっていくことも分かりました。
私はもともと仕事とは大変なものと考えていました。その中で「自分」を「人」を「楽しませる」という心がけは、とても素敵な考え方だと思います。
今まで仕事にマイナスな印象を多く持っていましたが、この松永さんの思いを聞いて、マイナスなものでも考え方一つでプラスにできるのだと分かり、働くことへのイメージが変わりました。松永さん、素敵なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
企業/団体情報
企業/団体名 | 株式会社ウィズリンク |
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代表者 | 江口 歳春 |
所在地 | 広島県広島市安佐南区伴南1丁目5番30-2号 |
公式サイトURL | http://www.with-link.co.jp/ |
求人サイトURL | http://www.with-link.co.jp/recruit/index.html |