関 克彦さん

株式会社ホーミイダイニング

「もったいない」を活かすお野菜の伝道師
~新鮮でおいしい、だけじゃない!~

homey-dining01

取材してきました!

 新聞紙に挟まった一枚のチラシからLASORAさんを知りました。
 「イタリアンレストランLASORA」。
 そのチラシにはとてもおいしそうな野菜がたくさん載っていました。そのチラシが私に「取材したい!」という熱い思いをくれました。その勢いでWebサイトを調べ、お店にお電話したのがこの取材のきっかけです。
 この記事を通じて、一人でも多くの人にこの素敵なレストランに興味を持っていただけたらとても嬉しいです!

私が取材しました!

img_reporter_160908_01

安田女子大学大学

3回生


奥村 倫代

img_reporter_160908_09

安田女子大学大学

3回生


武田 麻友子

img_reporter_160908_02

安田女子大学大学

3回生


竹本 侑実

野菜の旨さを伝えたい! 〜知恵と工夫を凝らして〜

homey-dining02

それぞれの野菜に合うおススメのドレッシングなど教えてくださいました。

 太陽と大地のイタリアンベジ LASORAで働く関 克彦(せき かつひこ)さんにお話を伺いました。

 LASORAには、世羅町にある自社農場に加え、広島や岡山県内約1,200軒の契約農家さんから毎日採れたてのお野菜が届きます。シェフがその日の野菜を見て、味や香りを吟味し、イメージを描き、メニューを決める…ちょっと珍しいレストランです。

 LASORAが立ち上がったのは、「食材を無駄にしない」「生産者の収入を増やす」という二つの想いから始動した、グループ会社エブリイホーミイホールディングスの活動「もったいない野菜・魅力再生プロジェクト」がきっかけでもあります。

 関さんが以前違う店舗(ビュッフェ)に所属していたときに、社内でLASORAの立ち上げの話が浮上しました。関さん自身、食材の端材など食べられるのに捨ててしまう食材たちを「もったいない」と常に思っていたため、LASORAのコンセプトに興味を惹かれ、感化されたそうです。
 
 ラソラで提供するお野菜は、その日に採れた新鮮なものばかりです。関さんは、お仕事の中でお客様に農家さんの声を届けたり、オススメの野菜の食べ方を提案したりしています。

 また、その日に届いた野菜を見てメニューを決めるため、スタッフみんなでお野菜の勉強もしているのだそうです。初めて見るお野菜があれば、その場で食べて、名前を覚え、どのようなメニューにしたらいいかを考えています。

 もともとLASORAで働く以前からお野菜が好きだったという関さん。LASORAで働くようになってからは、お野菜の活かし方が少し変わったとおっしゃいました。
 根や葉などいつもの料理では使わなかったり、捨ててしまったりする部分も活かすために、お野菜の使い方や料理の仕方を工夫するようになったそうです。

 そうして知恵を絞り、工夫を凝らした料理だからこそ、たとえばごぼうスープなど、普段はお野菜を食べないお子様も、ここLASORAでならおいしく食べてくれるのです。

 そんな関さんのお話からは、お野菜の魅力を伝えたい、おいしいお野菜をたくさんの人に広げたい、という熱い想いが伝わってきました。

 取材時には、LASORAのドレッシングを全種類テイスティングさせていただきました。

 ラソラには、プライベートブランドのもの、ヨーグルトやレモンのドレッシングなどなど、全部で6種類のドレッシングがあります。珍しいお味のドレッシングがたくさんあり、自分好みのお野菜とドレッシングの組み合わせを見つけるのはやみつきになります。

 また、ドレッシング自体にも野菜の味がしっかりと付いており、脂っこさもほとんどありませんでした。ドレッシング一つとっても、LASORAのお野菜へのこだわりをひしひしと感じました。

明るく清潔な「白」へのこだわり〜お客様への想いを込めて〜

homey-dining03

白と緑が基調とされていて、とても優しい雰囲気の店内でした。

 関さんにお仕事で大切にしていることについてもお聞きしました。

 まずは「笑顔・挨拶・身だしなみ」。朝礼の時など毎日欠かさず確認し、スタッフさん全員が徹底してできるようにしています。また、お客様をスムーズにご案内するため、朝礼の際にご予約の順番をスタッフさん全員に共有しています。
 ディナーの時間帯になるとアルバイトさんが入れ替わり立ち替わりシフトに入るため、アルバイトさん一人ひとりに関さんが直接伝達しています。

 そして、スタッフさん全員がメモを携帯し、関さんが言ったことやお客さんから言われたこと、お野菜のことなど何か気づいたことがあればすぐメモに書くようにされています。
 そういった細かな積み重ねがあってこそ、LASORAさんの素敵なサービスが成り立っているのですね。

 新鮮なお野菜を扱うお店だからこそ、清潔感もとても大事です。
 お部屋が明るく見えるようにするため、また、新鮮さや清潔感を表現するため、店内の壁紙やインテリアは白が基調になっています。

 私の感じるLASORAのイメージカラーは、お野菜の「みどり」そして、「しろ」です。その「白」を維持することが大事だと関さんはおっしゃいました。

 店内が汚れないよう常に気を配っておられ、また、時間をかけて掃除されています。
 たとえばソファーの掃除一つとっても、朝とお昼の2回、必ず掃除に5分、確認・チェックに3分かけていらっしゃいます。たとえ時間がかかったとしても、混んでいる時などお客様を早くお通ししたくても、やはり手は抜きたくないそうです。

 どうしてそんなに掃除にこだわりを持っておられるのでしょうか?

 関さんにそのわけを聞いてみると、食中毒など気になるということもあるけれども、何より、お客様への「思いやり」からそうしているのだとおっしゃいました。
 お客様に快適に過ごしてもらえるように、おいしくお食事してもらえるように・・・丹念に掃除をすること自体が、お客様への想いを込めたおもてなしなのだと分かりました。

 お店の「白い」カーテンやソファーがお野菜の「緑」を引き立て、また、お野菜の「緑」がお店の「白」色を輝かせています。「緑」と「白」が好きな私にとって、LASORAはとても居心地のよい空間でした。

 しかし、LASORAが居心地の良い理由は、決して色の効果だけではないということに、関さんのお話を聞いて気がつきました。

 清潔で明るい雰囲気が保たれている背景には、スタッフの皆さんの丁寧なお心遣いがあること、また、その色のイメージを引き立てるような心配りが隠れていたことを知りました。「色」に関するお話からも、LASORAのスタッフの皆さんのお客様を想う気持ちが伝わってきました。

あれもしたい、これもしたい! 〜たくさんの夢とワクワク〜

homey-dining04

お話しする関さんはとても明るく、ひっこみ思案な様子はありませんでした。

 LASORAで素敵に働く関さんに、仕事を通して成長したことについてお聞きしました。

 すると、この仕事をするようになってから「明るくなった」とおっしゃいました。今の関さんとお話ししているとそんな風には見えませんが、昔はどちらかと言うと引っ込み思案で、初対面の人と話すのも得意ではなかったとのこと。

 でも、仕事で人と接する機会が増えたことで、だんだんとお客様とも話ができるようになり、今では誰とでも話せるようになったそうです。
 苦手なことであっても、経験を積むことでできるようになるのですね。

 そんな関さんに、これから仕事でやりたいことをお伺いすると、三つの答えが返ってきました。

 一つ目は、自分のファン、リピーターになってくれるお客様をもっともっと増やすこと。
 二つ目は、お客様に新鮮で美味しいお野菜をお届けして、満足して帰っていただくこと。
 三つ目は、一人でも多くの人にLASORAを知ってもらうということでした。LASORAに来られたお客様からお店の良さを発信してもらって、もっとたくさんの人に来てもらいたい。

 それが新しいお店を出店することにつながり、野菜を供給してくださっている農家さんが助かるのだそうです。そして、新しい農家さんとのつながりを増やしていきたいともおっしゃっていました。
 さらに、自社農場での生産にも取り組んでいきたいとのこと。たとえば、にんじんやオクラ、ヤングコーンなどを作ってみたいと考えておられるようです。

 あんなこともしたい、こんなことしたいと、あふれんばかりの夢を語ってくださった関さんの姿は、私にはとても眩しく見えました。

 「なにがなんでも、とりあえずやってみればよい」
 「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方がいい」。

 お仕事を通じて成長され、たくさんの夢を描いていらっしゃる関さんから、やりたいことがあるけれど一歩踏み出せない人に向けてこんな力強いメッセージをいただきました。

 私自身のことを振り返ってみると、関さんのように自分を大きく変化させ、これからへの夢を持ち、自分の経験から生まれる言葉で誰かの背中を押す・・・なんてことは今までなかったと思います。
 仕事をするということは、自分が今までに経験しなかった素敵な機会に出会えることなのだと思いました。私も、今からその機会を積極的につくっていこうと思います。

 私も、関さんみたいにイキイキと働きたい。そのためにも、自分を成長させたいこと、これからやりたいこと、また、色んな経験を通して誰かに伝えたいことを考えようと思います。そして、五年後には、関さんのように胸を張って話せるようになりたいです。

まとめ

homey-dining05

色々なお野菜、ドレッシングを美味しく試食させていただきました。スタッフの皆さんにとってもよくしていただきましたので、またプライベートでも食べに行きたいです。

 最後に関さんから、この記事を読んでくれる学生の皆さんに向けてのメッセージをいただきました。
 どんなに些細なことでもいいから、「夢」や「目標」を持つことから始め、それを現実にするためには、何が一番重要か見極め、優先順位を立てて、これからの人生を歩んでいってほしい。そうすれば、必ず自分の「夢」や「目標」を達成することができると思います。
 私も自分の「夢」や「目標」を実現するために頑張ります!

取材後記

 LASORAのように、世の中の「もったいない」に着目しているレストランは少ないと思います。
 お刺身についてくる大根、串あげの野菜スティック、コロッケの下にあるキャベツなど…どれもついつい残してしまいがちな野菜たちです。世の中には他にも「もったいない」野菜がたくさんあります。野菜に触れることやもったいないを減らすこと、野菜を好きになる機会は、日常の中にたくさんあるということをLASORAから学びました。
 私はもともとお野菜への興味や関心を持っていましたが、今回の取材のおかげで、そういったLASORAで大事にされていることを人に伝えていくことが、私の「夢」になりました。これからはこの「夢」持ち、歩んでいきたいと思います。
 LASORAから、関さんから、素敵な「夢」をいただきました。本当にありがとうございました。

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社ホーミイダイニング
代表者 岡﨑 真悟
所在地 広島県福山市南蔵王町2-10-10
公式サイトURL https://www.homey-dining.com/
求人サイトURL https://www.everyhomey.com/recruit/

関連記事