佐々木 奈緒さん

広島テレビ放送株式会社

子育てしながらディレクターは無理?いいえ。大丈夫です!<2>

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取材してきました!

 視聴率四冠を達成されている広島を代表するテレビ局、広島テレビ放送株式会社。夕方の情報番組「テレビ派」は、広島の人ならば皆さんご存じなのではないでしょうか。
 今回は、そんなテレビ派の陰の立役者、番組の監督役、ディレクターの佐々木 奈緒(ささき なお)さんのインタビュー続きです!

私が取材しました!

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安田女子大学

3回生


本光優香

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安田女子大学

3回生


三好恭羽

ママでありディレクター

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優しい笑顔でお子さんのお話をされる佐々木さん。愛情たっぷりの素敵なママさんです!

 実は佐々木さん、二歳のお子さんがいらっしゃるママさんなんです。育児休暇を一年半もらい、昨年二月に復帰したばかりだといいます。

 「子どもがいるといないとでは、生活も考え方もガラッと変わります。」と佐々木さんはおっしゃいました。子どもが主体となるため、今までほど仕事ばかりではいられなくなりました。
 
 「子どもが小学校に上がるまでは時短を取ることができます。うちの会社の場合だと、時短が取れなくても現場と両立できる仕事を考えてくれたり、生活リズムが不規則になりがちな外への取材にも出なくていいようにしてくれたり…と、たくさん配慮してくれます。」

 佐々木さんは、出産して育児をしていくためには現場の仕事は諦めなければいけないのでは?と思っていたそうです。しかし、会社側の配慮により、10~18時の勤務にしてもらうことができ、スタジオで番組の指揮を執る仕事も18時の全国ニュースまで行い、その後は他の人に代わってもらうという形で続けることができているそうです。

 業務や仕事内容、会社によって制度は全然違います。女性にとってキャリアの積み上げは難しい問題です。テレビ局の仕事はハードなイメージがあり、ディレクターとのなると育児をしながら続けるのは難しいのではないかと私も思っておりました。
 しかし、世間への露出が多く、世間に対して問題提起を行う立場であるテレビ局だからこそ、出産・育児などに対する制度はきっちりしているといいます。

 「パンを焼いて味噌汁を作る…そんな風に家庭を大切にしつつ、仕事でも佐々木に任せれば安心と言ってもらえるような信頼を得ることができるよう全力で取り組んでいきたい」と佐々木さんはおっしゃいました。
 家庭と仕事、両方うまく守りつつ、それを楽しめるようになること、元気に生活していくことが今後の目標だそうです。

 やりたい仕事を長く続けていきたい女性にとって、結婚・出産・育児は心配の種ですよね…。自分の志望する企業が、出産や育児による女性の働き方の変化をサポートしてくれる企業かどうかはしっかりチェックしておく必要がありますね!

人生って豊か!~キーワードは「実感」~

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人生は一度きり。せっかくなら豊かな人生を謳歌したいですよね!

 会社のサポートがしっかりしているとはいえ、子どもの急な熱により病院へ行かなければならないなど、以前ほどやりたい仕事に関わることや全力で働くことが難しくなったといいます。

 「ここにいていいのかと思ったこともあります…でも今の世の中、選択肢は色々あります。今では子どもを産んで本当に良かったと思っています。」と、おっしゃっていました。

 子どもが産まれる前は仕事で成果を上げること、全力でやることだけが成果だと思っていたという佐々木さん。今は「子どもも私も、みんながハッピーでいられることが仕事!」と笑顔でお話ししてくださいました。

 就職活動を一生懸命して、やっと就くことができた念願の仕事…それが自分の人生のすべてだと思ってしまいがちです。でも、もっと広い目、長い目で見て、自分がどんな人生を送りたいかで働き方を変えることも一つの手だと思う、と佐々木さんはおっしゃいます。考え方や環境は変わっていくもの。おおらかに構えて、とりあえずよいと思ったものを探していく方がいいかもしれません。

 とはいえ、ただお金を稼ぐための手段として、「とりあえず」どこかに就職しようという考えはいかがなものでしょうか。

 「人生で自分はどんなことがしてみたいのかを想像しながら将来を考えればいいんじゃないかな?食べるためだけに働くなんてもったいない!人生はもっと豊か。色々なことをやってみてもいいんじゃないかな?それとご飯代と稼ぎのバランスが取れるかどうかで。」という佐々木さんの言葉が胸に突き刺さります。

 お金のために働くことは悪いことではないと思いますし、それも選択肢の一つだとは思います。私たちはつい目の前ばかり見つめて行き詰まってしまいがちです。しかし、少し立ち止まって心に余裕を持って先を見つめてみると、今まで見えていなかった道が見えてくるかもしれません。

 「ディレクターになりたくて入社したけれど、登山などの趣味を見つけることもできたし、結婚が遅かったから色々できたし、子どもも授かり幸せ」と、本当に幸せそうに子どもさんの写真を見せてくださいました。

 「仕事だけしていてもつまらない。色々な経験が仕事にも生きてくる。」と佐々木さんはおっしゃいました。とても考えさせられるお言葉ですね。

 相手に何かを伝えるためには「実感」が大切だそうです。そこに心があるかどうかは相手に必ず分かってしまいます。
 そのためにも、自分の見聞きしたこと、経験したことを溜めておくことは非常に大切なことです。就職活動の面接の際にも「実感」を伴った話は相手の心に響くものになるでしょう。

 就職活動をする学生は、何も考えず、感じずに行動をするのではなく、何かをする際には常に何かを考え、感じ取りながら行うことを意識しておくといいかもしれませんね。

取材後記

 優しい笑顔と幸せオーラ、考え方までとても素敵な佐々木さん。その柔らかいお人柄に終始癒されておりました。そんな佐々木さんだからこそ、「テレビ派」という素敵な番組を作ることができているのだな…としみじみ感じました。
 お子さんもとっても可愛らしく、本当に憧れます。そのためには、まずはお相手探しから…というのはさておき、私も佐々木さんのように、子育ても仕事も両立する素敵な女性になりたいなと思いました!

企業/団体情報

企業/団体名 広島テレビ放送株式会社
代表者 三山 秀昭
所在地 広島県広島市中区中町6番6号
公式サイトURL http://www.htv.jp/

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