嶋戸 一裕さん

株式会社大田葬祭

心残りから選んだ道。あなたの区切りとなれるいいご葬儀を<2>

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取材してきました!

 株式会社大田葬祭でご葬儀の仕事を1から10まですべて担当されている、嶋戸 一裕(しまと かずひろ)さんのインタビュー続きです!嶋戸さんの今後の目標や学生へのメッセージをお伺いしてきました。

私が取材しました!

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安田女子大学大学

3回生


井木 春花

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安田女子大学大学

3回生


笠井 理恵子

すべてを一人で

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どんなことを学ばれたのか聞いた直後。何を話そうか考えられていらっしゃるご様子。

 そもそも大田葬祭という会社を選んだ理由が、葬儀に関するノウハウを広島で一番持っている老舗だからという嶋戸さん。
 大田葬祭という会社は創業から127年ほど続いています。長いですよね。仕事に関しての様々な知識が得られると考えたそうですが、葬儀社だからこその学びとはどのようなものなのでしょうか。

 日本だけでも多くの宗教、宗派があります。また宗派によって作法やご葬儀の執り行い方が違ったりします。それらを知っていることはお仕事上、必要なことでしょう。
 嶋戸さん自身も色々と勉強されており、その中で広島県民の皆さんならご存知の盆灯籠についてのお話を挙げてくださいました。

 発祥には諸説あるそうですが、一説では、紙屋町の方の紙屋の娘さんが亡くなった時のこと、亡くなったら石灯籠を立てるそうですが、そのお金がないということで、娘さんの父母が紙で灯籠を立てたそうです。それを広島の浄土真宗の安芸門徒が広めて今に至るという説があると私たちに教えてくださいました。

 このお話ですが、嶋戸さんは最初からご存じだったわけではありません。実は嶋戸さんは山口出身の方で、この盆灯籠のお話はネットで調べたり、お寺の方や職場の方からお話を伺ったりして学ばれたそうです。

 知っていることが多ければ多いほど色んな人と話すことができます。それと同時に「葬儀に関することに詳しければ、信頼を得ることにもつながりますので、大切ですね」と語ってくださいました。
 大田葬祭に勤めて、ここまで勉強しなければいけなかったとは思わなかった、と笑ってお話ししてくださいました。ご年配の方でも、喪主というご葬儀の際に一番上に立って式を進めていかれる役割をするのが初めてという方も多く、教えてくださいと言われるそうです。

 だからこそ、知識を持っていることが必要なのですね。
 学ぶということは、いいご葬儀をするためにその方にあった接し方をすることと同じくらいに、必要なことなのです。

必ず活かせる場所がある

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活かせる場所があると言われた嶋戸さん。しみじみとおっしゃっていました。

 前職はIT関係のお仕事だった嶋戸さん。今のお仕事は体力も精神力も使って、きついと感じられることはありますが、つらいとは思われないそうです。
 そして、ご葬儀の最期にお礼の言葉をいただけると、その言葉から元気をもらえるとのことです。だからこそ、頑張れるのでしょうね。

 最後に、嶋戸さんから就職活動を控えた学生に向けてメッセージをいただきました。

 日本だけでもたくさんのお仕事があって、今でも悩んでいらっしゃる方はたくさんいるでしょう。自分にはどのような仕事が合っているのか、向いているのか、何ができるのか、将来どうなっていたいのか。多くのことを考えていらっしゃることでしょう。

 しかし、嶋戸さんは「やってみないとわからない」とおっしゃいました。それは転職を経て今のお仕事に就いた嶋戸さんだからこそのお言葉なのでしょう。どの仕事が合っているのかを考えるよりも、やってみたい仕事がどうかを決めるといいと嶋戸さんは教えてくださいました。

 そうしてやりたい仕事が決まったら、実際に働いてみます。最初の頃は失敗もします。挫折しそうなこともあるでしょう。それでも、「頑張ってみること、経験してみることが大切」、何でもやってみることが大切だと嶋戸さんはおっしゃいました。
 この経験というのは、お仕事のことだけではありません。遊びや部活、スポーツでも何でも経験してみるといいそうです。かじる程度でも「経験があったら必ず活かせる場所があるので」と嶋戸さんはおっしゃいます。

 経験をしていると、していない人に比べて、お仕事への理解の速さやお客様と話のネタに違いが出てきますよね。
 今の私たちは何でも挑戦できる時期です。だからこそ、少しだけでも興味のなかった分野に足を踏み入れてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

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意外と体力がいるお話のあとの嶋戸さん。お仕事の大変さを思い出されて少しお疲れ気味?

 前職がIT関係でパソコンに強い嶋戸さん。パソコンは使えた方がいいそうです。
 また、想像よりも力仕事の多いご葬儀の現場で、体力作りは大切だったと語ってくださいました。オアシスという、お花を活けるときに使う吸水スポンジごとお花を式場へ運んだり、亡くなられた方を担架で運んだり、時にはお棺を抱えたりと力仕事の数々を教えてくださいました。
 確かに、想像するだけでも力の入りそうなお仕事だとわかりますね。

取材後記

  葬儀社のお仕事は力仕事もあり、気を遣うお仕事でもあり、知識が必要となるお仕事でしたね。大変そうですが、だからこそやりがいのあるお仕事なのでしょうね。
 最後に嶋戸さん、お忙しい中ありがとうございました。葬儀社で働かれていらっしゃる方のお話を聞く機会はほとんどなく、多くの発見がありました。特に、知識がそのまま信頼へとつながるお話は意外でもあり、納得でもあるお話でした。とても勉強になりました。

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社大田葬祭
代表者 大田 由孝
所在地 広島県広島市南区宇品御幸3丁目7-42
公式サイトURL http://www.ota-sousai.jp/

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