日下部 帆香さん

株式会社福屋

広告づくりを通して、お店のファンをもっと増やしたい

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取材してきました!

 魅力的で確かな品質の商品が買えるお店といえば……真っ先に思いつくのが百貨店ではないでしょうか? 
 今回は、その百貨店の商品をピーアールする広告づくりのお仕事をされている日下部 帆香(くさかべ ほのか)さんに、広告づくりのポイントや魅力などについてお伺いしました。なお、取材時は秋シーズン向けアイテムの広告づくりの真っ最中でいらっしゃったそうで、いろんな広告の実際の原稿を見せていただきながらお話しを伺うことができました!

私が取材しました!

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安田女子大学大学

3回生


奥村 倫代

常にお客様の目線で考える

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「広告やWEBサイトでご紹介した商品が好評だったり、SNSでたくさんの反響があると、本当に嬉しいです!」と日下部さん。

 広島っ子にはお馴染みの百貨店・福屋さん。今回は、その福屋さんの販売促進部で働かれている日下部 帆香(くさかべ ほのか)さんに取材させていただきました。
 日下部さんは宣伝担当として、折込チラシや新聞広告、DM、シーズンカタログ、WEBサイト、SNSなど、福屋さんの広告や情報発信ツール全般について、その企画・制作の進行管理を担当されています。

 そのお仕事の詳細についてお伺いすると、「各売場の担当者や、外部のデザイン会社など、社内外の様々な人たちと打ち合わせを重ねて、広告やWebサイトで紹介する商品や、そのキャッチコピー、広告やWebサイト全体のデザインやレイアウトを決めています」とおっしゃっていました。
 広告の企画から完成までにかかる時間は、チラシの場合は1ヶ月ぐらい、シーズンカタログの場合は3~4ヶ月ぐらいだということです。チラシ一つを作るにしても、そんなに時間がかかるものなのか…と驚きました。

 そんな広告やWebサイトづくりのポイントは、「常にお客様の目線で考えることです。具体的には、お客様にとって、知りたい情報や旬な情報を盛り込んだり、分かりやすいデザインや表現にするように心がけていますね」とおっしゃっていました。

 そのため、「新入社員の時に1年間、売り場を担当し、お客様と直接やりとりした経験がとても役立っています」とのこと。
 日下部さんは、大学卒業後の2011年に福屋さんに入社後、すぐに八丁堀本店の洋菓子売り場の担当になったそうで、現在の販売促進部に配属されたのは入社2年目からだそうです。
 お客様にじかに接して、お客様の生の声を聞いたことが今のお仕事につながっているのですね。

広告づくりは、お客様とお店をつなぐ仕事

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広告の原稿。日下部さんが商品のキャッチコピーを考えたり、商品の写真を撮影されることもあるそうです。

 日下部さんは、今は売り場で接客することはあまりないそうですが、商品の入れ替りや、商品のトレンドの移り変わりがあるため、日頃から店内全体を歩き周り、「各売り場で今、どんな商品を取り扱っているのか、お客様がどのような商品にご興味を持たれているのかということをチェックしています。
 「そういうリアルタイムな情報をしっかり把握しておくことも大切ですね」とおっしゃっていました。

 なお、基本的には、売り場の担当者に広告で紹介したい商品や情報をヒアリングするそうですが、「売り場をチェックしている時に、広告やWEBサイトで紹介できればいいな……と思った商品があれば、私の方から、その売り場の担当者に声をかけることもあります」ということです。

 また、「プライベートで出かけた時も仕事の参考のために、訪れたお店で、どのような商品が売れているんだろう?……と意識しながら買物をしていることも多いです」とおっしゃっていました。私は、プライベートな時間でも仕事に役立つことがあれば、それを積極的に活かそうとする日下部さんの姿勢に、すごいプロ意識を感じました。

 今のお仕事のやりがいについてお伺いすると、「広告づくりを通して、お客様に旬の商品・トレンド情報をお届けしています。それはお客様と福屋をつなぐ、ともてやりがいのある仕事だと思っています」とおっしゃっていました。

 また、「やりがいのある仕事だからこそ、それだけ責任も大きいです」ともおっしゃいました。それは広告やWebサイトの情報に間違いがあると、お客様を始め、売り場の担当者や会社に大変な迷惑をかけることになるからだそうです。そのため、情報の正誤・真偽には細心の注意を払っていらっしゃるそうです。
 会社として情報を発信する役割だからこそ、一つのミスでも色んな方に影響を及ぼしてしまうのですね。やはり社会人として働くということは、大きな責任が伴うのだなとあらためて感じました。

仕事を通して物事を客観的に考えられるようになった

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福屋さんの店内で見つけたイベント告知のチラシ(写真左)。日下部さんは、このようなイベント告知のチラシの制作にも携わっています。(写真右はイベントの様子)

 日下部さんに、仕事を通して成長されたことをお伺いしました。

  すると、「物事を一歩引いて客観的に考えられるようになったと思います。それは今の仕事で、常にお客様の目線で考えることを心がけていたからだと思います」とおっしゃいました。
 自分はこうしたい、こう思う、という主観的な意見ももちろん大切だと思いますが、常にお客様の目線に立って考える、客観的な視点を持っておくことはとても大事ですよね。

 また、今後の目標について、「もっともっと福屋のファンを増やしたいです。日頃からご贔屓(ひいき)いただいているお客様はもちろん、新しいお客様も福屋に来ていただけるような広告づくりができればと思っています」とおっしゃっていました。

 さらに、その目標の実現のためには、よりお客様の興味・関心を捉える精度を高め、もっとお客様の心に響くような広告づくりをする必要があると考えていらっしゃるそうで、そのためには、「各売り場の担当者を始め、常に関係者とのコミュニケーションを心がけ、その足並みをしっかり揃えることが大切だと思います」とおっしゃっていました。

 私は、ご自分から売り場の担当者の方に広告で紹介する商品をご提案したり、物事を客観的に考えられる日下部さんは、周りの人たちをどんどん巻き込みつつ、その人たち全体の調整役になれる方だと思いました。
 また、そのような方が、日下部さんが目標とされている広告づくりにこそ、まさに必要だと感じたので、日下部さんの日頃の努力が成果として現れる日は、そう遠くはないはずだと思いました。

取材後記

 日下部さんに学生時代にやっておくべきことについてお伺いすると、「ご自分からいろんなことにチャンレジして経験を積み、主体性を養っていただければと思います。それは社会人になると、自分で考えて主体的に行動することが求められるからです」とおっしゃっていました。
 これは、すごく日下部さんらしいメッセージだと思いました。というのも、取材を通して、日下部さんはご自分で考えて主体的に行動できる方だと感じていたからです。
 私も、将来、主体性のある社会人になれるように、学生のうちに、もっともっといろんなことにチャレンジしたいと思います。
(取材/奥村倫代、文/五十川 正紘)

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社福屋
代表者 大下 洋嗣
所在地 広島県広島市中区胡町6-26
公式サイトURL http://www.fukuya-dept.co.jp/
求人サイトURL http://www.fukuya-dept.co.jp/recruit/

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