高橋 麻帆さん

三島食品株式会社

「つながり」を大切に。“ゆかり”の会社で感じる縁<1>

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取材してきました!

 人生何が起こるかなんて、実際に起こってみないと分からないですよね。
 でも、その言動も経験も、人との関係も…すべては何かにつながっているのかも。
 そう感じさせるお話をしてくださったのは、三島食品株式会社の総務部で働く女性、高橋 麻帆(たかはし まほ)さん。今回はこの方にお話をお伺いしました!

私が取材しました!

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安田女子大学

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本光優香

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安田女子大学

3回生


竹本侑実

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安田女子大学

3回生


奥村倫代

偶然だって何かの縁!

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普段のお仕事の様子。最後まで諦めなかったからこそ、今の高橋さんの姿があるのですね!

 主にふりかけなどの乾燥品を製造されている三島食品株式会社。ロングセラー商品の「ゆかり」は知っている人も多いのではないでしょうか。

 今回お話を伺った高橋さんは、今年で入社5年目。総務部に所属しています。総務のお仕事は幅広く、電話対応や受付、文具の整理や発送業務、秘書業務や工場見学の案内係、デスクワークから力仕事までなんでも行う何でも屋。

 そんな高橋さんですが、実は三島食品へ内定が決まる前に他の企業から内定をもらっており、もともとはその企業に入社する予定でした。
 そんな中、三島食品へ入社されたのはなぜだったのでしょうか。きっかけは、寿退社が決まった社員さんの欠員募集でした。

 高橋さんが就活をしていたのは、就職氷河期の次に厳しいと言われていた超就職難の時期。当時、高橋さんは事務職を希望していました。しかし、就職難の時代に「広島・女性・事務職」募集はとても少なく、就職先はなかなか見つかりませんでした。一次面接や書類選考でどんどん落とされる中、背に腹は代えられぬと唯一内定をもらった会社に行こうと思っていたそうです。

 そんなある日、偶然にも三島食品の総務部の募集を見つけ、もうこれでダメなら諦めよう、最後まで諦めたくない、という気持ちで選考を受けたところ、見事合格されたそうです!!

 「ゆかりの会社じゃん!と思って、それに事務職だし、私がもともと希望していた総務部だったので、これはもう最後のチャンスだと、これでダメだったら内定をもらっているところで働こうと思って受けたんです。そしたら、なんかトントーンと通ってしまって。縁があったんだなあと思います。」と、その時の心境をお話ししてくれました。

 もしかしたら、その偶然は必然だったのかもしれません。
 しかし、やりたいという気持ちを強く持って、勇気を出して行動を起こしたからこそ、つなげることのできた縁なのではないでしょうか。素敵な「縁」を逃さないためにも、何事も自分から行動していきたいですね。

ひとりでもできる?-いいえ。「良い仕事」の秘訣は「良いコミュニケーション」

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高橋さんのデスク。カレンダーにも付箋を貼ってスケジュール管理をされています

 こうして三島食品へ入社することになった高橋さんですが、研修が終了した4月後半から、先輩が寿退社される6月までの間に、先輩の持っていた仕事をすべて引き継がなければいけませんでした。高橋さんの場合、普通の新入社員とは違い、欠員補充での入社。そのため、先輩と同じレベルで仕事ができないといけない、先輩の代わりを務めなければならないと、妙な責任感が働いてしまったそうです。

 「先輩が教えてくれたものは自分の仕事なんだから、周りの人にも誰にも頼らずに、ちゃんと自分の仕事は自分ひとりでやろうと心に決めてたんです。けど、やっぱり上手くいかなかくて…その時期がとても、大変でした。」と、一年目は笑えないようなミスも多く、周りと連携もできず、どんどん壁を感じるようになり、その壁を乗り越えるには、1年近くもかかったそうです。

 では、どのようにして壁を乗り越えられたのでしょうか?

 「本当に地道なことなのですが、一つ目に失敗をしたら反省し、同じ失敗は二度と繰り返さない。二つ目に先輩社員さんのいいなと思った行動は真似をする。三つ目に積極的に周りの先輩社員さんとコミュニケーションをとる。この三つを実践しました。」とお話ししてくれました。失敗を一つしたら、その失敗は二度と繰り返さないように気をつけることで、徐々にミスも少なくなっていったそうです。

 また、周囲の先輩方の行動もよく観察しました。「すごい!さすが先輩!自分もこんな風にやろう!」と思ったことは自分に取り入れる、言われたことはすぐにメモ・または行動をする、困っている人がいたらすぐに声をかける、などを実践することを心がけるようになったそうです。

 まさに「目で盗め」!ですね。どんな業務でも人間関係あってこそ。そのため、積極的に自分から会話をするように心がけているそうです。
 「そうすると、その人との距離も近くなりますし、仕事のヒントもいただけたり、良い刺激になったりするんですよね。良いコミュニケーションなくして、良い仕事はできないと思います。」とお話ししてくださいました。
 良い仕事には良いコミュニケーションが必要不可欠…意表を突かれたようなお言葉でした。

 相手とコミュニケーションをとりながらやるよりも、自分一人の方が仕事が捗る・・・そう思ってしまうことってありませんか?
 たとえば、グループワーク。「皆でやると意見もまとまらないし、集まるのも大変。自分一人でやった方が早いし、良いものができる。」そう思っている人もいるのではないでしょうか?私自身、そう思ってしまうことがあります。

 ですが、果たして本当にそうでしょうか?
 皆で話し合う中で自分では思いつかなかったような良いアイデアが生まれたり、その中で絆や団結力が深まったり…。基本的なことだけど、自分一人の能力を上げることだけを考えるのではなく、「コミュニケーションをとる」という当たり前のことこそないがしろにしてはいけないものなのだと、あらためて考えさせられました。

 人間である限り、人間関係は一生つきまとう問題です。これは、仕事に対してだけではなく、人として生きる上でのすべての事柄に対しても言えることではないでしょうか。
 NO COMMUNICATION , NO LIFE!ですね。

「日頃から」の心がけ〜人とのつながりを大切に〜

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人と人とのつながりを大切にしていらっしゃる高橋さん。インタビューの際もとても丁寧に答えて下さいました。

 「人とコミュニケーションをとることはとても難しい。でも、一人でやっているといつか絶対限界が来るんですよね。」
 高橋さんの所属する総務部は、特に人とのつながりやコミュニケーションが求められる部署です。社内で何か困ったことがあった時やどこへ持って行ったらいいか分からない案件があった時などは、真っ先に総務部へ話が持ち込まれるのだそうです。

 時には、社長クラスの方々を社長室へご案内することや工場見学のお客様を工場にご案内することもあります。
 「他の部署との連携を日頃から常にとっておくことが大切ですね。そうしておくといざという時に動きやすいので。」とお話ししてくださいました。
 日頃からコミュニケーションをとっておくと、相手も自分もお互いに助け合うことができるようになり、仕事にも良い影響が出てくるのだそうです。
 社会において人と人とのつながりやコミュニケーションはとても重要なんですね。 
 
 そんな人とのつながりが多い部署だからこそのやりがいは何でしょうか?
 それは、「ありがとう」や「よかったね」など、人からもらう言葉でした。
 事務のお仕事は形に残るものではありませんが、そういった言葉をもらった時に「あ、やって良かったんだ、これで正しかったんだ」と、一番やりがいを感じるそうです。
 小学校の工場見学の案内係をした際にも、子ども達から「楽しかった」「すごくわかりやすかった」などと声をかけてもらえたことがすごく嬉しかったそうです。

 しかし、事務職でいつもは工場の現場にいないのに、工場見学の案内をするとなると、分からないことも多いのではないのでしょうか?とお伺いすると、「はい、事務所の人間には本当に分からないことが多いんですよ。なので、案内をしているときに『これってどうなの?』と聞かれてもすぐに答えられないことがやっぱりあります。そういう時は生産部の方々に説明していただいて、その時に自分も『あぁなるほど!』と勉強して、次の案内の時にはそれを言うようにしています。」とお話ししてくださいました。

 相手との良好な関係を気付くためには、「日頃から」というところがポイントではないでしょうか。
 自分が困ったときにだけ急に他の人を頼ったとしても、都合のいい人だなと思われてしまいますよね。日頃から信頼関係を築いていくことで、困った時にも周りから助けてもらえ、また、自分からも頼りやすくなります。
 しかし、そのためには自分のためにだけではなく、人のためにも何かしら行動ができないといけません。私も、日頃から積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとり、小さなことでも人のために動けるように心がけていきたいと思います。

(2に続く)

企業/団体情報

企業/団体名 三島食品株式会社
代表者 三島豊
所在地 広島県広島市中区南吉島二丁目1番53号
公式サイトURL http://www.mishima.co.jp/
求人サイトURL http://www.mishima.co.jp/recruit/

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