佐々木 靖朋さん

株式会社イズミ

「責任とやりがい」によって人は成長する

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取材してきました!

 今回は、中四国・九州地方を中心に百店舗以上のスーパーなどを展開する、株式会社イズミさんに行ってきました。佐々木 靖朋さんに、長らく勤められていた店舗の青果部門での業務について詳しくお話を伺ってきました。
 スーパーというと、「食品をただ売っている」ように思っていたのですが、色々な戦略をもとに販売をされているようでした。
 佐々木さんからのお話を聞いて、普段私たちが自分達で“選んで”買っていると思っているものが、実は店員さんを通さずとも、お店側から“提案されて”買っていることも多いのではないかと感じました。

私が取材しました!

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安田女子大学

3回生


三好 恭羽

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安田女子大学

3回生


武田 麻友子

自分で考える癖が大事

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優しい雰囲気の佐々木さん、取材をしやすい環境を自然と作っていただきました

 取材時は採用課に異動されたばかりであった佐々木さんは、以前は実店舗の青果課主任として業務を行っていたそうです。

 「青果部門で働くと聞くと、主に販売などが思い浮かぶと思いますが、主任は売場の裏側での業務を行うことも多いです。」と話す佐々木さん。実際に行っていた業務は、販売計画の作成、発注および入荷チェック、青果コーナーのレイアウト調整など。

 そして、新入社員や共にお店を盛り上げてくれるパートタイム・アルバイトの方(イズミではパートナー社員と呼称)への教育も大事な仕事だったとか。佐々木さんはこの教育にある信念を持って、取り組んでいたそうです。

 「自分で考える癖をつけるのが大事。自分で考えて仕事ができるように指導していました。」とおっしゃっていました。

 しかし、教育をする相手も立場は様々で、そのほとんどがパートナー社員さん。モチベーションが上がるように、その人の仕事への姿勢に合わせて、教育の仕方を変えていたそうです。

 たとえば、新入社員には自分の後継として主任の仕事をすべて教育し、逆に一日数時間勤務のパートナー社員さんには、各自の役割を把握してもらい、その範囲をマスターしてもらえるように教育するなどです。

 また、自分以外の他のメンバーの役割もしっかりと把握し、お互いの仕事をカバーできる状態を作り、急な休みなどにも対応できるようにしたそうです。

 誰か一人だけにしかできない作業があると、もしもの場合に対応できないことがあり、何よりお店に一番影響が出てしまいます。このような仕組みを作って万が一の場合に備えることは、とても重要なことだと感じました。

 そして、この「考える癖」というのは、佐々木さんの学生時代に所属したラクロス部での経験があったのだとか。

 当時七十名ほどいたラクロス部の代表を任せられた佐々木さんは、大人数の組織をまとめることの大変さを知ったそうです。そこで、どうやったら意見をまとめられるのか、どうやってみんなを説得できるのか日々考えていたそうです。

 その経験から時には黒子役に徹したり、代表として意見をまとめたり、とその時の状態に合わせて自分の役割を変える柔軟性を身に付けたのだそうです。

地域ごとの特徴を掴むことが売り上げにつながる

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まさに地域密着!といったディスプレイがありました。

 スーパーマーケットの販売戦略とは、どのようなものか皆さんは想像がつきますか?実は、様々なことが売り上げにつながるのだとか。

 「まずは、お客様が青果に求める“旬”“・”価格に見合った価値“・”新鮮さ”は必須条件です。さらには、店舗の客層やその日の天気、過去のお客様のデータを参照して戦略を立てます。」とおっしゃっていました。

 もし、一人暮らしや少人数家庭が多い地域ならば商品を小分けにすると売れ行きが良くなり、逆に子どもがいる家庭などが多ければ大容量パックにすると、売れ行きが良くなるといった傾向などもあるそうです。

 他にも、駅が近い店舗ならば会社帰りによるお客様を狙って、惣菜コーナーを入り口近くにする。過去のデータから一人当たりの購入価格や、その日の天気・気温を参考に売り出す商品を変えるなど、様々な工夫が積み重なり、売り場が作られるそうです。

 さらには、他の部と連携してお店全体の売り上げUPを狙う方法もあるようです。たとえば、「青果課では今日は白菜を売り出すから、鍋を作るお客さんが増えるだろう。鮮魚課・精肉課にも鍋に入れる食材を売り出してもらおう。」など、関連商品を買ってもらうような工夫も。

 今までは私たちが“自分で食材を選んで”献立を決めている感覚でしたが、実はお店側からおすすめの食材を勧められていたのだなと思いました。

 洋服店などでは、面と向かって接客を受けてコーディネートを決めることがありますが、スーパーでは店員さんを通じなくてもその日の献立を“おすすめ”されている仕組みがあることに驚きました。

自分の実力がしっかりと評価に反映される会社が良かった

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社内に図書館があり、そこでミーティングをすることもしばしば。

 佐々木さんはなぜ株式会社イズミに入社したのですか?とお聞きしました。

 すると、「採用担当者の印象が良く、こんな風に働けたらいいなと思いました。あとは自分の実力がしっかりと評価として返ってくる会社だと感じたからです。」という答えが返ってきました。

 会社説明会にて、自分の仕事をしっかり評価してもらえることや、具体的なキャリアアップのプランも説明されていたそうです。自分の頑張りがきちんと認められる仕組みに、とても魅力を感じたそうです。

 そして、採用担当者や説明会に参加していた社員が楽しそうに働いていることも決め手の一つだったとか。現在では、その採用課に異動となり「自分が説明会で感じたことを、今の学生さんにも感じてほしいです。」と、日々奮闘しておられます。

 このような想いを持っている担当者がいれば、それだけでとても魅力的な会社にみえるのではないかと思いました。

 最後に、就活を迎える学生に向けてのアドバイスをいただきました。

「将来の自分をなるべく詳細にイメージしてください。どこの会社で何をしたいのかがわかれば、逆算して、自分が今何をすべきなのかがわかってくると思います。」

 佐々木さん曰く、自分の将来像が漠然としたものだと、どのように会社を決めたらよいかわからなくなるということでした。「先にしたい仕事を見つけて、その仕事をするためにはどこの会社がいいのかを決めると、就活も一歩先に進めると思います。」

 したい仕事から会社を決めるというと、少し戸惑ってしまう人も多いと思います。しかし、逆に自分の思いがはっきりして、面接などの時にもしっかりとした自分の意見が出せるのではないかということでした。

 私たちも、“生き生き”と仕事に取り組んでいる佐々木さんの姿を見て、やりたいことをしっかりと見つけてみようと思いました。

取材後記

 佐々木さんはもともと野菜が好きで、青果課を希望して実際にそのお仕事に就いたそうです。
 なぜ野菜が好きになったのかとお聞きすると、大学時代に一人暮らしを続けている時、どうしても栄養が偏ってしまうため、積極的に野菜を使って料理をしていたからなのだとか。
 そういえば、私たちも野菜が不足がちな日々を過ごしているので、今日はイズミに寄って、美味しい旬の野菜を買って料理しよう!と思いました!

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社イズミ
代表者 山西 泰明
所在地 広島県広島市東区二葉の里三丁目3番1号
公式サイトURL http://www.izumi.co.jp/corp/
求人サイトURL http://www.izumi.co.jp/corp/recruit/fresh/

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